妙蓮寺は、山号を城根山と号し、身延山久遠寺を総本山とする日蓮宗に属する。
今からおよそ650年前、室町時代初期北朝康永三年(一三四四年)日蓮聖人の孫弟子、朗門の九鳳の一人である越中阿闍梨朗慶上人が開山された。その後、長禄年間(一四五〇年頃)までとだえていたが、江戸谷中感応寺(現在天台宗天王寺)の日耀上人により再興され、享禄三年(一五三〇年)、山腹の庵を現在の地に移転、妙蓮寺と称する。
元文年間(一七三〇年頃)の火災により建物のすべてを失うが、寛政五年(一七九三年)に本堂を再建、文政九年(一八二六年)に祖師堂を再建する。
近年に至り、昭和四三年に本堂の大改築、平成八年に祖師堂の新築、そして平成十年の七面堂新築を経て、現在の姿となる。 |